比重とは

比重はバッテリーを取り扱ううえでよく使う言葉です。

そもそも比重とは辞書では、「ある物質の質量と、それと同体積を持つ標準物質の質量との比」と書いてあります。

・・・よくわかりませんね。

簡単に言うと水の比重は1で、水より同体積で重ければ1より大きく、軽ければ1より小さくなります。

バッテリーの中には電解液があり、これは希硫酸です。

この希硫酸の濃度を適正値にすることでバッテリーの能力をフルに発揮するのです。

その濃度を表す指標として比重が使われます。

メーカーにより異なりますがだいたい1.26から1.28が適正な希硫酸の比重です。

 

バッテリーの中で起こる化学変化を見てみましょう

放電は

 

このようになります。注目すべきは放電すると希硫酸は水に変化するということです。

つまり放電すると比重は適正値から1に近づく(下がる)ということです。

逆に充電は

放電とは逆に水が希硫酸に変化します。

比重は適正値に近づく(上がる)ことになります。

 

比重が水に近づけば電気量は弱まり、硫酸濃度が濃くなれば電気量は増えるということですね。

(硫酸濃度が適正値よりも上がりすぎても極板を傷めてよくありません)

比重はバッテリーの状態を見るひとつの目安になります。

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